キワがいい


世界は2極化に向かっている。人は何かを極めたがる存在であるし、極端な言動に鼓舞される存在でもある。今こそそれらの間にあるキワにたち世界の景色を眺めたい。そこにあるのはエロティシズム、オカルティズムや、そして蕩尽だ。逸脱や過剰は道徳から生まれるが、キワにあるものは永遠の官能だ。本当に現実は存在するのか物理学や認知心理学が進化したとしても、妄想は世界を変える。この国の政治には何もないが、文化にはその萌芽があるようにも見える。