フルクサス


フルクサスといえば、清里現代美術館だ。訪れたのはもう20年も前になる。個人美術館で、書籍や雑誌、ポスター、レコードなどまで丹念に蒐集されていて居心地の良い場所だった。物理的な移動に興味を失って10数年にもなるので再訪はできなかったが、ふと気になり検索をしてみると 1年半前に閉館をしていた。多様な価値観を受け入れる事ができたあの時代の空気は忘れられたのだろうが、この不自由で不寛容な時代にこそあの時の風が吹いて欲しい。